スタッフブログ
2025年05月08日

長く安全に

みなさんおはこんばんにちは

木楽舎代表の安東です

 

みなさんはGWを

いかがお過ごしでしたか?

 

私事ですが連休に入る一足お先に

佐賀は有田へ足を伸ばしました

 

言わずもがな

有田陶器市へ参戦するため!

 

 

・・・でしたが

息子の初お泊りを兼ねていたので

いつもお世話になっている

六音窯の松尾さんと「もうお一方」を

尋ねるに留まってしまいました

 

ただその「もうお一方」とも

とても良いご縁につながりそうで

今後の「グフフ」に乞うご期待です(笑)

 

しかしさすがは

九州最大規模の陶器市

 

平日にもかかわらず

有田周辺のお宿はすべてアウト・・・

やむなくお隣の武雄市にて

お宿を取りました

 

そしてせっかくなので

 

やって来ました武雄温泉

 

こちらの「楼門(ろうもん)」は

辰野金吾(たつのきんご)の設計です

 

辰野金吾と言えば

東京駅舎や両国国技館の設計で知られる

明治時代に大活躍した建築家です

 

ゴシック調の建築を得意とした中で

武雄温泉は珍しく和風に徹しています

 

ちなみにこの楼門は

釘を一本も使用していないそうです・・・

 

 

そしてこちらは

かつて公衆浴場として使用されていた

「武雄温泉新館」

 

この建物も同じく

辰野金吾の設計です

 

一瞬カラーリングに驚きますが

見れば見るほど美しいディテールです

 

 

内部は若干の補修と

耐震補強が施されてはいるものの

ほぼ当時のままで保存されています

 

実は辰野金吾の建築は

頑丈な設計が大きな特徴で

「辰野堅固」と呼ばれるほどだったそう

 

楼門も新館も国の重要文化財なので

しっかりと保存されているとはいえ

長く安全に使ってほしいと願い

設計された建物であることが

容易に想像されます

 

 

そのようなエピソードを抜きにしても

しっかりとした構造に支えられ

大きな窓から光を取り込み

使う人々の用に足るように

考え抜かれた空間に身を置くと

その場を立ち去りがたくなるような

居心地の良さを感じます

 

明治の大建築家を引き合いに出すのは

何とも心苦しいですが(笑)

われわれ木楽舎が造る住まいも

一時の流行り廃りに惑うことなく

長く安全に心安らぐ居場所で

在り続けてほしいと願うばかりです

 

先日デビューした「びおBASE」

想いは同じですが

ようやく詳しい紹介ページができました↓

 

 

ご興味がある方は

お気軽にお問い合わせください

 

5月18日(日)には

モデルハウスの自由見学会も行うので

その時でもご説明可能です~↓