新しい年に向けて
みなさんおはこんばんにちは
木楽舎代表の安東です
本当に早いもので
本日(27日)で木楽舎は
2024年の仕事納めです
大掃除が終わり
メンバーが帰った事務所で一人
こそこそブログを書いていると
色んな思いが頭を駆け巡ります
これまでのこと
これからのこと
「これまで」のことで言えば
先日のブログでも書きましたが
この一年は住宅業界にとって
潮目が大きく変わる転換点だったと
個人的には強く感じています
そして「これから」のことで言えば
住宅業界はこれまでにも増して
厳しい時代に突入していくことに
ちょっと裏話的になりますが
業界が厳しくなっていくにつれ
「より高単価なお客さんを狙おう!」
という風潮だったりコンサルティング熱が
高まってきています
他の会社との差を明確にして
より高いお金を引き出していく
いわゆるブランド戦略というもので
極端な例で言えば
ポルシェやベンツの住宅版を目指そうよ
という考えです
これは経営的な観点では
大正解と言えるでしょう
ただ現状を見ていると
住宅が目立つために派手になり
高級な設備や性能を追い求めた結果
本当に住まいを手にしたい人々の
手に届かない存在になりはじめている
それはちょっと違うのでは・・・?
というモヤモヤを
ず~っと感じていました
ということで来年
木楽舎のこれまでとこれからを示す
新たな木の住まいを提案するべく
準備を進めているところです
日々が忙しく
具現化するまでに時間がかかりましたが
数年間をかけてようやく
ひとつの形にまとまってきました
家族や子供たちが心も体も軽やかに
穏やかな思い出を重ねていく
その本質を見つめ直し
低コストだけど頑丈で
パッシブデザインで心地よく
日本の風景にほどよく馴染み
自然素材と手仕事に包まれた
そんな住まいになります
ちょっと常識とは離れた
「!!?」な提案も盛り込んでいるため
最初は驚くかもしれませんが
「つくり手が住みたい」と
本気で練り込んできた住まいです
お披露目まで
もう少しお時間をいただきます
新たな試みに挑む木楽舎と職人さんたちを
来年もどうぞ宜しくお願い致します