スタッフブログ
2025年01月05日

思いのほか

みなさんおはこんばんにちは

木楽舎代表の安東です

 

早くも2025年が始まり

5日が過ぎようとしています

 

木楽舎は明日(6日)が

今年の仕事初めです

 

メンバー全員でお参りに行き

新年の全体ミーティングの後

平常運転に戻ります

 

私自身はナンダカンダ

毎日チョコチョコと仕事をしていたので

長期の休み明けという感覚が

ほとんどありません

 

それなのに

お休み中にやっておきたかったことの

全てはこなせませんでした・・・

 

時間があるからと言って

なかなか思い通りにはいきませんね

 

そういえば前回は

自宅の思い通りにならなかったことを

お伝えしましたが

 

その反対に

予想以上にいいな!と感じた部分

 

それは・・・

 

1階に水回りを設けなかったこと

です

 

私の自宅はお風呂を含め

洗面脱衣室を兼ねたランドリールームが

2階に設けられています

 

実はその最大の目的は

 

お湯につかりながら

山を見ること

 

建築当時は朝風呂派だった私たち夫婦にとって

眺めの良いお風呂と言うのは

強く憧れる項目でした

 

ですから洗濯動線など

機能的なことはひとまず二の次で

「ま、なんとかなるよね」

という気持ちで

「2階水回り生活」が始まりました

 

5年が経った現在

思いのほかイイことが多いと

感じています

 

その最たるものは

空間利用のコスパがとても良い

ということです

 

ここ数年

「ランドリールームがほしい」

というご要望がかなり増えていますが

 

家族分の洗濯物をしっかり干すためには

タタミ2畳くらいは

最低でも必要になります

 

そしてランドリールームは

可能な限り南に配置して

日を当てて乾かしたいというのが

人情(?)というものでしょう

 

同じく1階の南側には

家族が長くいるリビングなどを設けたい

というのもやはり人情(?)かと

 

この「南の奪い合い」を回避するのに

2階水回りはとても有効です

 

加えて

急な来客でも慌てる必要がなく

目に飛び込むこともないため

干しっぱなしでもオーライ

 

 

外からの目線については

 

ベランダに干す場合よりも目につきにくく

さらには1階に干して見られるよりも

精神的な安心感は高いと感じています

 

そして

「2階に行く機会が増えてよかった」

ということも記しておきたく思います

 

現在の一般的な2階建て住宅は

1階・・・LDKと水回り

2階・・・夫婦と子供たちの寝室

という構成が主流です

 

これではどうしても

2階を利用する時期やタイミングが

限られてしまう

もしくは

全く使われないままになる

ということが起こりやすくなります

 

2階に水回りを設けることで

2階に行かざるを得ない状況を作り

活用の機会を探るクセがつきます

 

現に私の自邸の

水回りに隣接する予備室(将来の子ども室)は

息子の着替え場所や収納として

思わぬ活躍をしてくれています

 

とここまで2階の水回りについて

イイコトばかりを書いてきましたが

デメリットはないの??

と思う方も多いハズ

 

実は私個人にとっては

デメリットはほとんどないに等しいのです

 

給湯の経路が長くなるので

「お湯が出るまで少し時間がかかる」

というのが唯一感じるデメリットですが

 

そのほかにも

・階段の上がり降りがしんどいのでは?

・脱衣室が寒くない?

・老後はどうするの?

という懸念事項についても

プランの時点でしっかりと

工夫を凝らしているの

今のところ問題はありません

 

 

こちらは築1年が経ち

昨年末にメンテナンスに伺ったお家

 

 

こちらのお家も

2階に水回りをまとめることで

1階を広く利用できるようにしています

 

2階の水回りについて

「不便さを感じませんか?」

と尋ねたところ

「まったく問題なく、快適です!」

というお施主さんの答え

 

 

脱衣室に隣接して

↑のステキな洗面室があるので

そりゃ2階に行きたくなりますよね!!

・・・というのは私の主観です

 

ともあれ

これだけ価格が高騰したため

空間の利用もより合理的にする必要が

これから更に高まってきます

 

今までの常識にとらわれすぎず

本当に使い勝手のイイ住まいのご提案を

頑張っていきたいものです