色づく外壁?
みなさんおはこんばんにちは
木楽舎代表の安東です
今日は信じられないくらいに
温かい一日でしたね
そんな小春日和な今日は
OBのお施主さま宅の
外壁木部の塗り替えが
完了しました
昨年末から合間を見つけながらで
思わぬ時間がかかってしまい・・・
気長に待って下さったお施主さまには
感謝しかありません・・・
こちらのお家が完成したのが2016年
その当時は↓のように
ダークブラウンの油性塗料で
お化粧していました
それから8年の間に
周りの建物などの変化によって
駐車場が強い風の通り道となり
塗装の劣化が予想以上に
進んでしまいました↓
ここまでなるのはとても珍しく
自然の力に圧倒されます・・・
ここまでくると
「木材は大丈夫か・・・?」
と心配になってしまいますが
(気が遠くなりながら・・・)
根気よくサンドペーパーで
擦り続けていくと
ちょっとのヒビや反りはあるものの
キレイな木肌が現れてくれました
木楽舎では外壁に木を使う場合
ほぼ杉を使用します
理由はいくつかあって・・・
①ありふれた建材なので
ずっとなくなることがない
②大工さんが使い慣れているので
張り替えもしやすい
③塗装が浸透しやすく
ムラなく塗りやすい
つまるところ
お家の長持ちにとても適している
といえます
特に③については
がんばれば住まい手さん自ら
塗り直すこともできます
それを見越して木楽舎では
外壁に木を使う部分を
脚立で届く部分に
まとめることが多いのです
(横尾の住まい・2015年)
お話を元に戻して
今回の塗り替えですが
お施主さまとしては
なるべく再塗装をしなくても済むような塗料を
ご希望でした
そこでご提案したのが
ウッドロングエコという
水性の塗装です
ウッドロングエコは
天然の鉱石やハーブが主成分で
水に溶いて塗ると
それらが木材に浸透し
鉱物の酸化作用によって
保護力を発揮するという
ちょっと珍しい塗料です
一度浸透してしまえば
基本的に流れ落ちることがないため
塗り直しが不要というのが
ありがたいところ
(ずっと劣化しないとは言い切れないので
誤解なきよう🙇)
さらにオモシロいのが
参加が進むにつれ
色が変化していくというのが
他に類を見ない特徴です
塗りたては↓のような色ですが
1年も経つと↓のような風合いに
これをシブくてステキと感じるかどうかが
分かれ目な塗料ではありますし
↑は築5年が経つ私の自宅ですが
環境や日の当たる面によっても
色の変化が変わります
「そんなじゃじゃ馬な~」
と思う方もいらっしゃると思いつつ
木楽舎はこの風合いが大好きなのです😚
ということで
今回のお家もこれから時と共に
ステキなシブさを
まとっていくことと思います
1回目の塗装から数日たっているので
すでにグレー味が
かかってきていますね
これからどのように色づいていくか
またいつかお目見えできればと
おもいます~◎