スタッフブログ
2025年03月16日

雨を愉しむために

みなさんおはこんばんにちは

木楽舎代表の安東です

 

ここ最近

3軒のお家の上棟が

続きました

 

大分市上野丘

 

大分市望みが丘

 

由布市挾間町

 

冬の出口~春の入り口は

天候に悩まされることが多く

泣く泣く延期したものもありましたが

すべて無事に棟が上がって一安心です

 

「一安心」というのも

木楽舎のお家はもれなく

南と北に深い軒を出すように

設計します

 

 

上棟と同時に

屋根の防水下地を施工することで

余程の横風が吹かない限りは

建物の中に雨が入らなくなります

 

これはつまり

お家が出来上がった後も

雨風が壁に当たることを

防いでくれることを意味します

 

自立循環型住宅設計ガイドブックより抜粋

 

しかも大分は年間を通じて

南北方向の風が多く吹く地域なので

 

 

↑のようにへの字形をした

切妻(きりづま)屋根を出してあげると

非常に効率よく

雨風と日射をコントロールすることが

できるというわけです

 

さて、深い軒を出す恩恵は

意外なところにも

 

 

こちらはモデルハウス「古野の住まい」

 

ご覧の通り

北側のウッドデッキを覆うように

深い庇がかかっています

 

昨日はシトシトと雨模様でしたが

ご見学にいらしたご夫婦が口を揃えて

「雨でもいい感じだね」

と仰っていました

 

 

深い庇や軒があれば

雨が窓にかかることもなく

雨が降る風景そのものが

絵画のように暮らしを彩ってくれます

 

寒くなければ窓を開け放ち

おだやかにと降り注ぐ雨音を愉しむのも

オツなもの

 

 

場所を変えてこちらも挾間町

 

20日から完成見学会を行うお家です

 

エアコン設置工事の立会いの中

少し仄暗くやわらかな灯りの先に

静かな雨が舞い降りる光景は

癒しそのもの

 

刺激の強いものを追い求めがちな現代ですが

まずは身の回りにある自然から

暮らしに潤いを与えるヒントを

見出したいものです

 

そのためにも深い軒や庇は

日本の住まいのドレスコードと言っても

いいのかもしれません

 

 

いよいよ20日から完成見学会です

 

まだまだ空きはありますので

遠慮なくご予約をお待ちしております◎